アトリエ・エッジについて

設計で大切にしていること

家づくりの設計ポリシーや、建築家伏見勇一のプロフィールなどを紹介


  • 良い建物とはどんなものでしょうか?

  • 私どもが良い建物であると感じる場合には、ある共通の感覚を体験します。それを一言で表現しようとするなら空間の発する「エネルギー」とでも表現すれば妥当でしょうか。エネルギーとはかなり抽象的な表現ですが、敢えて別の言葉に置き換えるなら空間的魅力、センス、そして空間に折り込まれたアイデア等を総称しています。空間の発する「エネルギー」は、その建物の設計に注ぎ込んだエネルギー量が増せば増すほど、建築としての輝きとして表面に浮かび上がるものだと私どもは考えます。結局一つの建物に注ぎ込むエネルギーは、その建物に対する情熱に比例するのではないでしょうか。アトリエ・エッジ一級建築士事務所では、この「エネルギー」を発するような建物を目標に、一つ一つの物件に情熱を傾けて設計に当ることをモットーにしています。
  • 住宅とは家族の器

  • 住宅とは家族の器に他なりません。器は入れる物によって取り替えるのがもっとも自然な姿でしょう。ご飯なら茶碗という具合です。ご飯がコップに入っていたらどうでしょう? 気持ち悪いですよね。住宅もその家族にふさわしい形があるに違いありません。自分が住宅にしっくりこない時、これは家族と器がマッチしていない状況です。器の取り替えが必要でしょう。しかし、幸か不幸か人間には適応能力があります。家族に合っていない住宅でもそれなりに暮らして行けるでしょう。だからこそ住宅の設計に於いては家族の在り方をどのようにしたいかを考え、それに適合した器を設計することが重要だと考えています。
  • 建築家に頼むと高くつくのでは?

  • 建築家に設計・監理を依頼すれば、その料金が余分にかかると思っていませんか?ハウスメーカーや一般工務店に依頼しても設計費はかかっています。ただそれが表には現れないので、設計費がかかっていないように見えるだけです。同じコストを払うなら、住宅メーカーや工務店の営業担当者が描いた図面より、建築家の書いた図面の方が良いとは思いませんか?ご覧になれば分かりますが、図面の量もそのクオリティも圧倒的に違います。建築家の経験とアイディアで満たされた濃密な図面は、最終的に建物の違いとなって現れてきます。
  • マイナス条件をプラスに変換

  • 予算が少ない、敷地が狭い、隣に大きなビルがある等、住宅を作るときにはマイナスの条件が必ずあります。しかし、これこそ良い住宅を作る絶好のチャンスだと考えられます。何故なら、マイナスの条件を克服するには何らかの工夫を必要とするからです。工夫やアイデアの一杯詰まった住宅、想像するだけでも素敵な住宅じゃないでしょうか。アトリエ・エッジ一級建築事務所では、既成概念に捕らわれない独自の工夫、アイデアでマイナスの条件をプラスに変換する住宅設計を行うことを心がけています。
  • 「こんなはずではなかった」がないように

  • 建築的な訓練を受けていない人が平面図や立面図だけで完成する建物を想像することは大変難しいことです。建物が完成した後で「こんなはずではなかった」ということがないように、アトリエ・エッジ一級建築士事務所では模型やCGを使って、建物外観や内部空間の完成イメージを共有できるようにしています。そうした共有イメージを元に設計内容を納得いくまで練り上げます。また、CGイメージでは素材を色々と変更した時に、どう空間が変わるかをシュミレーションできます。
  • 建築家「伏見勇一」プロフィール

  • 伏見 勇一 (ふしみ ゆういち)

    略歴
     1961 大阪生まれ
     1988 京都大学大学院 工学部建築学科 修士過程修了
     1988 株式会社熊谷組 本社建築本部 設計部 設計課
     1993 Laboratry of Electronic Architecture (LoEA)設立
     1995 アトリエ・エッジ空間研究所一級建築士事務所を設立
     1995 日本デザイナー学院 講師
     2009 アトリエ・エッジ一級建築士事務所に改名
    賞歴
     第1回読売まちづくりコンペ 佳作
     第1回長谷工イメージデザインコンペ(現代のバベルの塔)入選
     第27回セントラル硝子国際建築設計競技 最優秀賞
     第1回International Festival for Film+Architecture(Austria)入選
     第3回テクノアート大賞 入賞

    作品掲載メディア
     MEMO「建築家31人があなたの家を建ててくれる」
     LIVING SPHERES「106人の家づくり人」
     「ちいさくても住み心地満点の間取りプラン」
     「小さくても庭のある住宅64」
     NEW HOUSE「建築家とつくる家」
     渡辺敦史の「建もの探訪」
     その他 日経アーキテクチャー連載など

お問い合わせ