建築家と建てる家1

"SLANT" COMPOSITION #01 Architectual Elements

敷地前が大きな河という絶好のロケーションなので河を望む方向は全面開口としました。壁/床はスリットにより切り離し、直線的な要素のみで建物を構成することにより、RC打放しにありがちな量塊的な重さを、軽やかな表現へと変換しています。将来的な柔軟性を確保するために、建物を2棟の構成にし、上部でこの2棟を連結しています。川側を目一杯の窓にするために各棟の入口は川側へ設けず、棟間を離して路地状スペースを作り2棟共通のアプローチ空間になっています。休日は河原を散策する人が多く、2階のバルコニーは景観を楽しみながらくつろぐ空間というよりは、室内への緩衝帯的な意味合いが強い空間なので、視線を気にせずにゆったりと景観を楽しめる屋上庭園を設けています。

image
image
image
image
image
image
image
image
image