建築家と建てる家6

COMPOSITION of Three blocks & "Light Void"

建物は大きく4つのブロックから成っています。南北にそれぞれスキップした居住ブロック、その間にあるガラスで作られた光のブロック、細長いブロックです。建物に必要な空間で、細長くても成立する用途を敷地の細長い部分に計画できれば、奥の敷地矩形部分を有効に使えます。そこで玄関、浴室/バスコートなら細長くても成立するし、なおかつ面白い空間になると考え細長いブロックに集約しました。建物中央に配置した光のブロックは壁を全てガラスにし、光の塊が建物中央にあるイメージです。ここは吹抜けになっており各空間に光が供給されます。光のブロックの下部にリビングを配置することで、高い天井高の空間が実現され,光に包まれたまさに住宅の中心となります。スキップした二つのブロックはそれぞれ同じ面積で構成され、なるべく固定的な家具を排して可動できる収納家具を想定しました。若い夫婦の将来の家族構成の変化に対応できるようにフレキシビティをもたせてありますので、部屋を交換することも可能です。

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